少し気になる誕生石。日本の誕生石が発表されたのは1958年で、アメリカのアメリカのアメリカのものをベースにしていますが、国内の文化を反映させて、若干の追加や修正が加えられています。例えば、3月には桃の節句があることから桃色が美しいサンゴが追加されています。新緑が美しい5月には、もともとエメラルドだけでしたが、同じ緑色の宝石ヒスイが追加されています。日本の誕生石を表にまとめました。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
ガーネット | アメジスト | アクアマリン、サンゴ | ダイヤモンド |
5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
エメラルド、翡翠 | パール、ムーンストーン | ルビー | ペリドット |
9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
サファイア | オパール、トルマリン | トパーズ | タンザナイト、トルコ石 |
誕生石の起源は?
誕生石の起源は、ベストセラーである旧約聖書の「出エジプト記」に出てくる12種類の宝石、及び新約聖書の「ヨハネの黙示録」の中で描かれた12個の宝石、誕生石の元と言われています。
誕生石の意味は?
1月から12月までの各月にちなむ宝石が設定されていて。自分の生まれた月の宝石を身につけるとなんらかの加護があるといわれている俗習の一種であします。
その宝石を買う言い訳にもなります。
なぜ4月はダイヤモンドなの?
現在の誕生石がアメリカで生まれたと述べましたが、ではなぜ4月がダイヤモンドなのでしょうか?
それは当時のそれは当時のアメリカの宝石店が誕生日を調べた結果、4月生まれが多かったそうです。
西洋にはジューンブライドという6月に結婚式をあげる習慣があったので、6月に式をあげる方が多く、そのままで子作りに励み、4月に生まれるという辻褄の合う話が背景にあります。
なので4月生まれが多いので一番売れるであろう層に高価なダイヤモンドを設定したと言う、アメリカの宝石店の戦略でした。
誕生石に関係なく、ダイヤモンドは女性の一番のお友達ですからプレゼントには無難な選択肢です。