弊社にお越しいただいたお客様からたまにルーペの使い方を知りたい。という要望があり今回記事にしました。

利き手が右手の場合の方法で記載します。

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右手でピンセットを持ちます。ピンセットを使って石を挟んで、しっかりと固定するためです。利き手でのコントロールの方が安心安全なためです。
ルーペは写真のように親指と人差し指で両側から挟み、中指の付け根の側面に載せます

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ピンセットを中指と薬指の間に持っていき固定します。

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ピンセットで挟んでいる石をルーペの中心に持ってきます。

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そのまま目の方へ持っていき覗き込むとこのような感じにみえます。
ピントが合わないときはルーペの方を軽く動かします。

 どちらの目で見るかというのは好みもありますが、ピンセットを右手で持つ場合は左目で覗き込む方が良いとされています。利き目の方で石を覗く方がよく確認できるかもしれませんが、取引中にルーペで確認している時は基本的に両目を開けていることが多くその理由は、高額商品を取り扱っている最中に自身のカバンなどの身の回りのものや、テーブルにある他の石の盗難などのことにも気をつけなくてはならないからです。
 この際、左目でルーペを覗き込めば、右側はより広い視界で周りが見えるからです。
 ルーペやピンセットの使い方は、特に海外での仕入れや商売などの際、取引相手がちゃんとしたジュエリーのビジネスマンなのかどうかを判断するひとつの材料としています。
 家で宝石を覗き込む場合は利き目の方で見て楽しんでいただいたら良いと思います。

ジャーナル